
Used Font : COM4t Rouder Regular (Free Font)
Date : January.2012.(Image Sample-01)
現在のハードが抱える解像度を意識した書体づくりをしない。
未来は高解像度の世界が拡がっているはずで、現在のようにモニターでポイント数を小さくした場合に読みづらくなってしまうからと、無理にカタチを変形させてしまうことをしてはならない。一文字のカタチを追い求めるあまり、骨格が弱くなってしまうことは裂けたいが、常に「使いやすく、気持ちの良い書体」を意識しているのであれば、それをも犠牲にしても構わないと考えるくらいの気持ちで望みたい。
一番重要なのは、組んだ時の印象だ。そこに空間や匂いや音がするような書体を目指す。
書体開発は、強い意思と恐怖を感じるほどの純粋さを獲得し、貫かなければならない。